おおいた七つの蔵物語 八鹿酒造
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リキュール かぼすリキュール
果実リキュールの中でもさわやかな個性が光るかぼすリキュール。県内特産地の天然かぼす果汁のみを使ったすっきりと、飽きのこない飲み口。
リキュール かぼすリキュール
龍門の滝は国指定の名勝。筑紫溶岩台地を削りながら幅40メートル、落差20mの滝を滑り落ちる様は、この土地の水の豊かさを象徴する。夏は滝滑りも楽しめる。

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〒879-4692
大分県玖珠郡九重町大字右田3364番地
TEL 0973-76-2888 
FAX 0973-76-3071
このロングセラーが、今また新しい。大分オリジナルの美味しい実力。

 創業は元治元年(1864年)、江戸時代の終わり。九州にあって、年間の平均気温は新潟県より低くなるという厳しい気候。寒村救済のために代々主人たちが取り組んできた事業はこの地域の大きな支えとなってきました。その昔、本業を犠牲にしてまで続けた水路開削、土地の経済、交通の柱となった鉄道布設事業などなど。この蔵の持つ歴史と物語りは厚く、広くこの地に語り継がれてきています。
 「かぼすリキュール」誕生の裏にも物語があります。大分県特産のかぼすの素晴らしさをもっと身近に、そして手軽な形で広めたい・・・そんな期待と思いを受け、八鹿酒造だからこそできるかぼす普及への取り組みへと結実させました。それが今から27年前に生まれた「かぼすリキュール」です。“地産地消”という言葉が生まれるずっと以前、一村一品運動が定着する前の話です。まだまだリキュールなど馴染みのない時代に、日本ではどこにも造られていなかった「かぼすリキュール」を造ろうという、冒険のようなこの試み。酒と焼酎に磨かれた造り手たちのプライドに火がつきました。造るからにはきっと美味しいものを・・・かぼす産地の優秀なかぼす果汁をたっぷりと使った「かぼすリキュール」は、甘さと酸っぱさがほど好く、命ともいえるあの薫りが飲み終わってからも続きます。日本酒や焼酎には見られなかった女性などの広い層にかぼすリキュールのファンが誕生しました。
 すっきりとした柑橘系の飲み口と香り、しつこい甘さが残ることもなく、サラリとしていながら、アルコールの手応えも。いつの間にか多くの人に愛されるようになって、「かぼすリキュール」は発売以来、八鹿酒造のロングセラーとなりました。ブロードキャスターのコメンテーターでもあるピーター・バラカン氏が長年の愛飲者であることも最近の記事を読んで知ったほどです。ロック、水割り、ホット・スピリット、紅茶に垂らしたり、焼酎やウォッカで割るなど飲み方もいろいろ。最近ではシャンティ・ガフ(ビール+ジンジャーエール)の様にビールで割ったり、ゼリーやケーキなどのお菓子作りにも使われており、「かぼすリキュール」の楽しみ方は、時代とともに広がっているようです。
  大分県玖珠群九重町 小野酒造